10日ほど前だったか、ビオラの花びらが不自然に欠けているのに気付きました。最初は理由が分からなかったのですが、株の中から黒い芋虫(毛虫?)を発見。彼が花を食べている疑惑が浮上しました。
その頃はまだ、小指の先サイズだったのですが、日に日に大きくなり、今は中指サイズに成長しています。ネットで調べると、ツマグロヒョウモンの幼虫みたいです。
不思議なことに、終わりかけの花は食べないんですよ。もったいない精神の欠片もありません。
今日も凄まじい勢いで若い花を貪っていました。人間には聞こえませんが、きっと音も出ていると思います。
私が育てているビオラは「黄色」「青」「紫と黄の混合」の3種類。最も勢いがあって花も大きいのが黄色です。どこでどう嗅ぎ分けているのか、とにかく一番柔らかくて美味しそうなのから食べていくんです。欲の塊です。
やがて、この黒い欲の塊が蝶になって羽ばたいていくわけですが、大人になると蜜を吸ってばかりになるという、蝶のチョー人間臭さに他人とも思えず、しばらく見守ることにしました。
実は、3日ほど前にツインズであることが判明し、問題は、大人になるまでにビオラが持つかどうか…。数日前までこの2~3倍は花があったはず!
昨年の秋に植えてから、長い間楽しませてもらったのに、最後は丸裸で枯れていくのも申し訳ないというか、人としてこれで良いのかというか、これも人生というか…。
自然から学ぶことは多いです。
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