先日、テレビを見ていたら就職の模擬面接を受ける高校生のニュースが流れました。
そう言えば、夏が終わると3年生は部活を引退して、いよいよ次の進路に向かって本気出さないといけなかったような気がします。
今はどうかわかりませんが、私が青い高校生だった30年前くらいの進路指導は、生徒の希望と偏差値をすり合わせる感じだった(雑な言い方ですみません!)と思います。
当時は、先生はなんでも知っていると思っていたので気付かなかったのですが、実は一般的な就職活動や異業種経験のある先生ってほとんどいないはずなんです。なので、受験テクニックの話が主になってしまう傾向はあったと思います。
私の場合は、成績も家庭の事情も厳しかったのですが、ある新聞記事を読んだことがきっかけで、その先生がいる大学を第一志望に決めました。
その記事というのが、「日本のアイドルはWinkで終わった」というような内容(これも立派な社会学です!)だったので、もちろん(?)進路指導の先生には伏せておきました。良識ある大人なら「そんなもんで食っていけると思っているのか?」となりますもんね。
運良く、その大学には入れたのですが、お目当ての先生は途中で他の大学へ移ってしまいました。あのとき進路指導の先生にちゃんと話していれば、こういうことがあることも教えてくれたかも知れない、、と今では思います。
結局、希望の就職先には入れず、諦めて地元に帰ることになった私が、実際に福祉業界に足を踏み入れたのは30歳手前。それもけっこうな消極的理由でした。
しかし、回り道をしたぶん、これからの人たちにアドバイスができることもあると思います。大学生→就活生→サラリーマン→無職→福祉専門学校生→非正規相談員→福祉系公務員→病人→失業→開業、、これらを経験しているソーシャルワーカーってそんなに多くはないと思います。
私には人に教えられる受験テクニックはないですが、人生の参考になるようなお話はできるかも知れません。福祉業界のことは、このブログでも書いてみようと思います。
もし、福祉への進学や就職を考えている人がいましたら、お気軽にご連絡ください。ご来店以外にもメールやLINEなどでも大丈夫です。
匿名OK、学生さんは相談無料です。
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