いきるばのブログ

読めば読むほど味がでる

生活保護はAIに任せよう

生活保護はAIに任せよう

 「とんでもないことを言うな!」とお叱りを受けそうですが、現状では人間よりもAIのほうが申請を適切に受理してくれるはずです。

www3.nhk.or.jp

 大阪のクリニック放火事件に限らず、生活保護を受給できていれば、、、または何らかの支援に繋げられていれば、結果が変わったかも知れない事例が続いています。もちろん、報道内容を鵜呑みには出来ないですが。

 もしも、AIなら結果はどうだったでしょうか。AIが法に忠実であるならば、少なくとも受給申請を受理したと思います。

 

 厚生労働省のホームページにあるとおり、「生活保護の手続きの流れ」は、1→2→3の順です。

1.事前の相談

2.保護の申請

3.保護費の支給

 私が問題視しているのは、1の相談の段階でどのような担当者(ケースワーカー)に当たるかによって、相談に来た人のその後が大きく変わってしまうことです。

 行政側の事情(予算、空き状況など)を重視する担当者なら、簡単には申請に進まないでしょう。相談者の立場を重視する担当者なら、申請を選択肢に入れつつ最適な方法を模索するはずです。

 付け加えるなら、何も考えていない担当者は、門前払いか黙って申請受理をするでしょう。

 さて、どの対応が正しい?間違い?いや、それ以前に、憲法で保障された国民の権利でありながら、「相談」の名の下に生活保護が実質的な“担当者ガチャ”になってしまっている現状について疑問を持つべきではないでしょうか。

 私は、本人に申請の意志があれば、却下の可能性も伝えた上で申請書を受理し、審査~受給可否決定までの間、最低限度の生活を保障するのが本来の姿であると思います。

 できないならばAIに任せよう。話はそれからだ。

_________________

 ◆いきるばブックス

 https://ikiruba.official.ec/

 ◆ソーシャルワークいきるば

  https://ikiruba.social/