昨日からauの大規模な通信障害が続いています。昨年は、docomoが通信障害を起こし、1,290万人に影響が出たとされています。
現時点では、両者の通信障害の原因に共通点があるかどうかは、わかりませんが、私は「失敗学」という言葉が思い浮かびました。
というわけで、今回ご紹介するのは、畑村洋太郎 著『新・失敗学 正解をつくり出す技術』です。
私が「失敗学」を知ったのは、20年くらい前です。当時、畑村氏の著書『失敗学のすすめ』を読んで、結構な衝撃を受けました。
人間は失敗する生きもの…。その前提を無視した仕組みはうまく機能しない。大切なことは、失敗を次に活かすこと。わかっていても、実践している人は少数派かも知れません。
優秀だからこそ、陥りやすい事態…。
本著に書かれていることは、『失敗学のすすめ』から大きな進歩を遂げているわけではなく、その後の数々の“失敗”の実例を取り込みながら、地味にアップデートを重ねて今に至る感じです。
正解のない世界で、正解をつくり出すにはどうすればいいか。
まずはこの本を読んで失敗するが正解?
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