最新号のビッグイシューの内容が、まちづくりの参考になりそうだったのでご紹介します。
特集は、「私の“サードプレイス”」です。
サードプレイスは、自宅(1st)でも職場(2nd)でもない、自分が心地よく過ごせる第三の居場所のことです。
お気に入りの喫茶店、公園、駄菓子屋さん、畑、、、などなど、人それぞれ。まちづくりが観光偏重になると、このような視点が欠けてしまうのではないかと、最近よく思います。
他にも、“三度の飯よりミーティング“の理念のもと世界からも注目される障害福祉を実践している社会福祉法人『べてるの家』の話や、障害者も一緒にショコラティエとして活躍する『久遠チョコレート』への取材記事など。
これらを読むと、まちづくりは本来ひとづくりであることがよく分かります。
なお、記事では言及がありませんが、「べてるの家」も「久遠チョコレート」も良いこと尽くしではないです。それでも自分たちで取り組みを続けて成果も上げて、私なんぞはただただ尊敬するのみでございます。
興味のある方は、当店に置いてあります。
立ち読みもOKです。でも、できれば買ってください!
(1冊450円 売上の一部はホームレス支援に寄付されます)
これは心の声ですが、私がとある行政にいた頃も熱心に「まちづくり」が行われていたのですが、どうすれば人(観光客)に来てもらえるか?が優先されていたように思います。
もちろん、観光振興はとても大切です。
しかし、福祉で有名になると全国から視察が来て経済効果が生まれたり、お金をかけなくても住民サービスが向上したりするんですけれど、その辺はついに理解してもらえなかったです…。
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